鱧づくし

三連休の初日、家族で淡路島 洲本のはなぶささんへ鱧を食べに行きました。はなぶささんは本来は寿司屋さんなんですが夏は鱧を出してくれます。なんせ骨切りの達人。その腕の良さと鱧の新鮮さで鱧目当てのお客さんも多いようです。

水槽に丸々太った鱧が7〜8匹。私たちは5人でしたので小さめと大きめ2匹が選ばれました。







血抜きされてどんなお顔かお披露目。じぇじぇ!生々しいでござんす。きゃっ〜といいながらしっかり写真を撮すオバサンです。








さあ、大将の腕の見せ所、骨切りです。さくさく結構な音がしますよ。









これなんだと思います?
心臓です。小指の頭ぐらいの大きさです。もちろん生です。ぴくりとまだ鼓動しています。2個、やはりここは若人が食べなさいということで息子二人が食しました。こりっとしていて特に臭みもなく味もないそうです。







湯引きです。頭が盛りつけてありますがまだ動いていますよ。お嫁ちゃんは毛色悪がって頭を向こうに向けていました。私は割合平気です。一応やはり「きゃっ〜」とは言ってみるけど、跳ねると喜ぶオバサンです。
さすが骨切りの達人、なんの骨のあたりもありません。すごいな。



この後、鱧のてんぷら、鱧しゃぶと続きましたが、写真を撮っている暇がありません。なんせ大人5人で生存競争が激しいので。しかも年に1回の鱧ですので喰い地がはります。ここぞとばかりに会話も途絶え食べるのに一生懸命です。
肝のしゃぶしゃぶは美味しかったです。新鮮ですので臭みもありません。鱧はさっと鍋に入れ花が咲いたらもう食べ頃。鱧が終わったら雑炊ではなく淡路名物の素麺を炊きます(にゅうめん)。同じく名物のタマネギを入れて。これがまた美味しいざますよ。