お一人様の三連休

これでもなにやかやと忙しく(これでも ってなんやねん?)、今頃になってこの間の三連休の日記です。

22日土曜日は、早起きして先ずは浅草 鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市へ。毎年欠かさず行っているので、今年は止めだというわけにはいきません。
私、好きなんですね。こういう賑わいは。みんな商売繁盛を願いにお参りするわけだから、熊手を買うわけだから、難しい顔をしていないから良い。
私は3千円の小さな熊手なので、三三七拍子をして欲しいといいにくい。売る方もする気はなさそうなので、でっかい熊手を買った人に混じって三三七拍子をしてきます。あちこちで、それで小さな熊手で福をかき集めてくるのです(笑)手をたたいていると何だか幸せな気持ちになります。



さてこれで終わって浅草駅に向かい、初小川のどら焼きと、志乃多寿司のいなりとかんぴょう巻きのセットを買って、いざ、京急三浦半島にハイキング。電車には特快でも60分はかかります。京急長沢駅からのスタート。目指すは三浦富士・砲台山・武山の200m級の低山連山です。
長沢駅からしばらくは住宅街・畑の道路を歩きます。山にはいると標識はあるのですがコース入口の案内が手薄。40分で行けるところを迷いに迷って1時間以上かかっちゃいました。地元のおじさん3人に尋ねながら、ようやく横須賀警察犬訓練所に到着。









このあたりからようやく山道らしくなります。小さなアップダウンを繰り返して三山を踏破。
踏破…なんてそんな大げさなこと言えねぇ〜〜〜〜位のハイキング。ちょっと物足りないけど、まぁいいか。



三浦富士と名前に期待しますが、頂上は狭い。がここで昼食。志乃多寿司の甘めのいなりが美味しゅうございました。確かに海は見えて景色はよかと。それだけ。。。。
お腹もふくれてさあ、次なる山へ。帰りの電車の時間を決めていますので遅れを戻さなくちゃ。

途中、おばあちゃんがお地蔵様のお世話をしています。
このコースのところどころにお地蔵様がありますが、みんな帽子をかぶってマントを着せられて、お顔だけしか出ていない。う〜んどうかな。お気持ちは分からないこともないけど、お地蔵様は赤い前垂れだけでいいように思います。満艦飾のお地蔵様ってちょっとねと、正直な気持ちです。すまんこってす。


津久井浜駅に向かいます。津久井浜はみかんの産地です。みかん畑とキャベツ畑の風景は心癒されます。もちろん、みかんを買って帰りました。味は甘いだけの人生ではないみかんで、ちょっと辛苦もなめたように酸味もあり、昔の味がするみかんです。(どんな味やねん!?)
4時間弱のハイキングでした。


帰りの電車でお話をした女性、年齢は私と同じくらいでしょうか、なんでも津久井浜の浜辺には「浜大根」なるものが野生していて、とても辛みのある大根でわさびの替わりに刺身を食べるととっても美味しいのだそうです。大根といっても小さく、特に小指くらいの小さなものを掘るといいそうですよ。今年は無理かもしれないから来年行きましょう。


23日の勤労感謝の日は、家から一歩も出ず、ひたすらぐうたらして前日の疲れを癒します。
勤労感謝の日といえば中学生の時のボーイフレンド、この日が誕生日。おかしなもので名前もう〜んとうならなきゃ出てこないけれど、あの男子の誕生日だったなと毎年思い出すから、やはり祝日と同じ誕生日はお得かも。でも、名前も顔もうっすらですけどね(笑)




24日は映画鑑賞。お笑い芸人森三中大島美幸さん主演の映画です。大島さん好きなんですよ。坊主にしてのオッサンの役。純朴で心優しい、周りの人をほんわり包む辰雄さんの役が、少し素人ぽい大島さんがかえってその雰囲気を出していました。案外観客が多かったです。
歳と共に環境と共に今は、アッハハハハと屈託無く笑える映画が好き。本が好き。

そんな一人で過ごす三連休でした。