島根旅行 一畑電車

 出雲大社を参拝した後は一畑電車に乗りました。中井貴一さんが主演をした「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010)の撮影場所となりましたね。
通称「ばたでん」。歴史と言いますとPHには次のように説明されています。

一畑電車は、明治45年(1912)の創立から100年以上の歴史を持つ会社で、大正3年から4年にかけて出雲今市(現・電鉄出雲市駅)から一畑薬師のふもと(現在の一畑坂下バス停)まで開通しました。
元々は一畑薬師への参拝客の輸送を目的に建設された路線で、出雲からの参拝客の足として大きな役割を担っていました。一畑電車の名称もここに由来します。

その後、昭和3年に北松江駅(現・松江しんじ湖温泉駅)間が、さらに昭和5年には川跡駅から出雲大社間が延伸開業しました。
途中の一畑口駅では、全国でも珍しい「平地のスイッチバック式(先頭車両が入れ替わる)」による発着が行われています。

出雲大社駅です。

終点の松江しんじ湖温泉駅まで行くのも1時間位かかるし往復2時間はちょっとつらいなと、ええぃどうにかなるわい、行き当たりばったりいいではないかとひとまず乗車。そして乗りながら途中で折り返そうかと時刻表を眺めつつ景色を眺めつつすごい揺れに驚きつつ、どうも川跡(かわと)駅で短時間待ち(本数が少ないので待ち時間は覚悟)で折り返そうと、下車。そうしたらここから電鉄出雲市駅行が出るので、そこで時間をやりすぎるのもいいかと飛び乗りました。出雲市駅に着いたら、特急の出雲大社行があ出るというのでそれに乗車。乗り換えにほとんど時間は使わずにラッキーでした。

路線図は

乗ったばたでん車両は、出雲大社から川跡まで。
古い電車で連結部分にはドアがなくガタガタの音が半端なかった。

川跡から出雲市駅までは

出雲市駅から出雲大社までは特急(川跡経由直行)

一目瞭然、だんだんに列車が新しくなっていきました。これが経験できて楽しかったです。

ばたでんを語るのにこの列車は欠かせません。
出雲大社前駅線路側に日本最古級の電車「デハニ50形52号車」が展示されております。客室や運転席を自由に見学することができますよ。
運転席が狭いのに驚きました。



雨脚が段々と強くなってきました。車で牡丹の咲き乱れるという「由志園」に行きましたが、広大ではありますが、園内至る所にレストランがありで、明らかに商業施設というかテーマパークというか、であるので大いに疲れて不機嫌にもなったりしてそこそこで退散。出雲空港に。
7日日曜日は東京も島根も大雨で、飛行機は1時間強遅れ。それでも無事に帰宅できました。2泊3日の充実の旅行が出来ました。
それにしても島根は観光客が少なかったです。外国人の旅行客はほとんど見かけませんでした。宿の方に尋ねてみましたら、コロナに関係なく外国からの旅行客は元々少ないとのこと。新幹線が通っていないが理由らしいです。