SUPER RUGBY 2019

2/16 より開幕しました。日本チームのサンウルブズは参戦4年目になります。16年の1勝から始まり毎年1勝を重ね去年は3勝をあげました。この伝で行くと19年は4勝は期待できるでしょうか。別に4勝と言わず5勝でも6勝でもいいのですが、、、、シンガポールでの初戦、相手のシャークスには10-45とボロ負け。4勝できるのかと不安な気持ちになりました。なんじゃこれのスクラムでした。
23日は日本での初陣、いざ秩父宮へ。迎え撃つのはワラターズ(オーストラリア)。一度も勝ったことがありません。スーパーラグビーも客離れが進んでいるのではと心配でしたが、それでもお客さんが入ってくれていたので、ちょっと安心しました。


f:id:nikkokisuge:20190225151928j:plain:left  日本代表候補選手は合宿がありますので、日本のトップリーグで活躍の外国人選手やサンウルブズに加入の外国人選手がメンバー入りして、日本人選手は少し(でも国籍を取得している選手もいますので、日本人です)。ほとんど外国のチームかと思うほどですが、皆さん日本を背負って戦ってくれていますので、不満は言うまい。プロチームですから。
15年W杯で活躍したトンプソン ルーク(近鉄)も招集されました。37歳です。初戦から出ていましたが、大丈夫50分はいけます! 入念なストレッチ。エドワード・カークとの2ショット。あな嬉しや。ルークを招集するなら、大野均ちゃんも是非にと思うのであります。

f:id:nikkokisuge:20190225153236j:plain:left  今日のスクラムはばっちり修正してきて全然問題なかったです。ワラターズを撃破していました。1週間でよく修正できるものですね。ディフェンスも機能して言うことなかったですが、30-31 と1点差に泣いた。成功率100%に近い終了間際のヘイデン・パーカーのドロップゴールが決まれば逆転勝ち出来たのですが。チームも観客もここはパーカーのキックを踏んで、信じてドロップゴールを! 来ると思っていたのは味方だけではなく、ワラターズの選手もマークしてました。パーカーの間近でチャージ体制。それでパーカーも普段の実力を出せきれず、、、成功しなかった。
こういう数点差の負けはあったらあかんね。こういう試合こそ落とさず勝利を掴んで欲しいです。辛口でスミマセン。


只今、ヨーロッパでは 6 NATIONS が行われています。24日のイングランド vs ウエールズはすごい試合でした。ガチな試合でした。どちらもすざましいディフェンスでした。21-13 でウエールズの勝利。イングランドも決して悪いわけではなかったですが、ウエールズのホームとうこともあったのか、勝利の女神ウエールズに微笑んだのでした。ウエールズは3勝でトップ。2勝1敗でイングランドアイルランドが続きます。スコットランド、フランスが1勝2敗。イタリアは全敗。イタリアと他の5国とは力の差がありすぎの感が否めません。代わりに日本をいれてくれないかなぁ~と贔屓目で望みますが、日本はヨーロッパじゃないし(笑)
ウエールズがこのまま勝ち進んでいくのか楽しみです。今のままのアイルランドスコットランドであればW杯で日本は勝てる!! 今のままであればね、、、、ということないわね。

2019年2月の俳句

なまはげや足は命の音のして (なははげや あしはいのちの おとのして)

お面はもちろん迫力ありますが、どたどたと家に入ってくる足音にも迫力があります。生では観たことがありませんが、まぁ、テレビのニュースでいいかな。幼児の気が狂わんばかりの泣き方には、惹きつけ起こさないかと心配でもあります。季語:生剥げ(なまはげ


湯気の先深山そびえて余寒なほ (ゆげのさき みやまそびえて よかんなほ)

奥日光のそのまた先の湯西川温泉。いい温泉地です。訪れたのはもう20年も前のことですが露天風呂での体験を思い出しました。季語:余寒 寒が明けてもまだ残っている寒さです。


句座に酔ひ酒にも酔ふて春の夜 (くざによい さけにもようて はるのよる)

1月の末日に俳句仲間の新年会がありました。30名ほどの集まりでとても楽しい時間を持てました。夜も深い時間の帰りとなりましたが、暖かく春の心地して帰りました。季語:春の夜


半端なる才なら要らぬ石鹸玉 (はんぱなる さいならいらぬ しゃぼんだま)

大した知力も持たずに知ったかぶりをする。面倒くさいもんですね。そんな意見はシャボン玉みたいにすぐ消えてしまいます。というか、消えてほしい。。。。すみません、私のことです。季語:石鹸玉(しゃぼんだま)


「もらった?」とあっけんからんのバレンタイン (もらった?と あっけんからんの ばれんたいん)

季語はバレンタインデー。これがなかなか難しい季語です。うまく詠めません。真正面から詠んでも太刀打ち出来ないので遊び心で詠んでみました。でもこれはコケますね。
「もらった?」と聞きあう男の子。こういう子はもらっていないもの同士、聞きやすい(笑)。いいのだそれで! 息子よ。

『如月の三枚看板』at 銀座ブロッサム中央会館

f:id:nikkokisuge:20190221141359j:plain:left 柳家喬太郎・橘屋文蔵・入船亭扇辰 の噺家の公演です。喬太郎さんはもう何度もライブに行ってますが、文蔵さん、扇辰さんは生で初めてです。テレビでお二方の噺を観て聴いて、是非にと思っていました。絶好のチャンスです!会場となる銀座ブロッサムは初めてです。我が家からですと都営浅草線「東銀座」駅から歩いて10分ぐらい。ちょっと歩きますが1本で行ける魅力はあります。会場近くの料理の旨い呑ませる蕎麦屋も見つけましたので今後も気に留めたい会場です。






f:id:nikkokisuge:20190221141918j:plain:left 演目はこの通り。この三人で誰がトリかなと思っておりましたが、文蔵さんでした。喬太郎さんの「小政の生い立ち」は聴いたことがありますが、扇辰さんの「一眼国(いちがんこく)」、文蔵さんの「ねずみ穴」は初めてです。「一眼国」は途中から寝てしまいまして(決して扇辰さんの所為ではありません。蕎麦屋の一杯が利いてきただけです)、話の筋はよくわかりませんが(汗)、マクラに江戸時代の両国や浅草のインチキ見世物を面白おかしくして入っていきます。見世物小屋の噺ですので、一つ目の人たちの住む国では我々目が2つの人間は見世物にされちゃうというオチの噺。
休憩が入って予定終了時間まで1時間もあります。文蔵さんは何を聴かせてくれるのでしょう。
「ねずみ穴」は短くまとめると身上を潰した男が兄さんから金を借り、そのたった三文のお金から辛酸辛苦の生活をして蔵を三つも持つほどの商人となり、借りた三文を返しに10年ぶりに兄さんを訪れる。たった三文の意味を理解できて兄弟わだかまりが取れ、酒席へと。
そうこうしているうちに深酒で酔いつぶれる男。呑んでいるうちに店が火事となり、店も三つの蔵も焼けてしまい。またもや一文無しになってしまった男。再び兄さんに金を借りに行くけれど貸してもらえないどころか邪険に追い返される~子供を吉原に売る~その金をスリに取られる~首をくくって「う~ん」と唸る・・・・ここで、兄さんに起こされ夢だと分かる。
蔵が焼けて、その後の不幸続きには、この先どうなるかととても不安で、こんな辛い物語の落語は、、、と落ち着かなくなりました。思わず夢で良かったと安堵。初めての噺で結末が分からず、夢効果は抜群でした(笑)。

映画 『私は、マリア・カラス』

f:id:nikkokisuge:20190218114609j:plain:left 危ないところでした。もうすぐ上映が終わるところでした。観ることができて良かった。俳優がマリア・カラスを演じるのではなく、彼女自身が語る素晴らしさがこの映画にはありました。私が述べるよりも「映画.com」の解説が端的に言い得ていますので拝借掲載させていただきます。










20世紀最高のソプラノと称されたオペラ歌手マリア・カラスの人生をひも解いていくドキュメンタリー。1977年の突然の逝去により未完となってしまった自叙伝、友人や愛する人に宛てたプライベートな手紙など、マリア・カラス本人の「歌」と「言葉」のみでカラスの人生を再構成。自叙伝で語られる言葉や手紙の朗読を「永遠のマリア・カラス」でカラスを演じたファニー・アルダンが担当。半数近くが今回初公開となる素材群、写真をもとにカラー化したモノクロ映像などから、プロフェッショナルとしての信念と、ひとりの女性としての幸せに揺れる歌姫の真実の姿が描かれる。

今また、彼女の歌声を聴ける幸せがありました。映画館は恵比寿ガーデンシネマ(この映画館数年前に閉館しましたがいつの間にか復活。知らんかった)。ミニシアターですので、音響に特化しているわけではありませんし、古いテープでの再生でも十分に堪能できました。なにせその時の彼女の声を聴けるのですから。
歌姫として人として女性としての確固たる自覚を持って生き抜いた人だと思いました。インタビューの受け答えからも彼女は決して嘘を言わない、自分を都合よく見せようと思わない、意志の強くありながらとても素直な女性と思いました。

川瀬忍 作陶50年の間(ま)at 菊池寛実記念 智美術館

f:id:nikkokisuge:20190211144440j:plain

NHK日曜美術館で紹介されていました。川瀬忍さんは青磁の陶芸家です。1950年生まれの現役作家。智美術館は現代陶芸のコレクションを展示する美術館とのこと。テレビで観るまで知りませんでした。六本木のホテルオークラの近くにあります。早速その日の夕刻に行きました。
そもそも青磁は紀元前中国を起源とし、土や釉薬に含まれる鉄分が焼かれることにより、あの淡い青色を出すのだそうです。焼き物でも長い歴史をもつ焼き物です。日本にも唐物として伝えられ、鎌倉時代以降は飾りや茶道具として珍重されてきました。
川瀬忍さんは青磁陶芸家の家に生まれて三代目。古来よりの手法に現代的な感覚を取り入れ独自の世界を広げ作陶しております。翠瓷、藍瓷など新しい色彩も生み出しています。
繊細でシャープな曲線をなす作品、なんとも上品な赤の赫瓷(かくじ)には魅せられました。今回の作品展は茶道具を主としております。チラシ左の作品は天目「深紅妖碗」(烟瓷/青磁)。今回の展示会のポスターメインです。


チラシの裏には今回の代表的な青磁の作品が載っています。
f:id:nikkokisuge:20190211134148j:plain


その他私的に好きな作品をHPから
f:id:nikkokisuge:20190211144531j:plain:left
左/翠瓷盒子(赫瓷蓋)
右/赫瓷盒子(翠瓷蓋)



美しい色が出ています。筒と台は「焼締盤」(奈良・薬師寺東塔、基壇土による)。
f:id:nikkokisuge:20190211135331j:plain 






埼玉県秩父市大滝の氷柱を訪ねて

2/3の日曜日、鬼は外ならぬ滝は外(なんのこっちゃ)とばかりに「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」を観に行きました。秩父市の大滝にあります天然の氷柱です。荒川の断崖絶壁からしみ出る水が凍ってできた氷柱。高さは10m、幅は50mと巨大。
f:id:nikkokisuge:20190204140723j:plain

枯れ木に花を咲かせましょう! 雪の花が美しい。
f:id:nikkokisuge:20190204140912j:plain

その先には水を上から流した人工の氷柱が造ってありました。高さは天然の倍くらいありまして、そりゃ見事な氷柱ですが、、、、必要ですかね?? 


その後は、宝登山の山頂にあります臘梅(ロウバイ)園に。ハイキングでも1時間くらいで登頂出来るようですが、あまり魅力を感じないコースだったのでロープウエイを利用。山頂一帯、約15,000平方メートルの敷地に3, 000本の臘梅が植えられていまして、まさに見頃の日となりました。山一体が黄色に染まり優しい香りに包まれます。
f:id:nikkokisuge:20190204142302j:plain

f:id:nikkokisuge:20190204142335j:plain

長瀞の舟下りもするつもりでいましたが、結構疲れて、立ち寄り湯で一風呂浴びて帰りました。秩父は東京から車で関越道を利用して2時間半位で行けます。日帰りで十分ですので今後も出かけたいと思います。
よく知りませんでしたが、秩父味噌が有名らしく、名古屋のように何でも味噌味です。秩父味噌豚丼とか秩父味噌ポテト、秩父ネギ味噌コロッケ、秩父味噌黄金だんご、秩父味噌煎餅、、、、秩父ネギ味噌コロッケ、秩父味噌黄金だんごを食しましたが美味しかったです。団子の味噌は甘めで柔らかい団子にぴったり。それほど有名ならばと秩父味噌を買って帰りました。今晩にも味噌汁に使ってみましょう。

サッカー 2019 アジアカップ決勝戦

f:id:nikkokisuge:20190202161329j:plain:left準決勝のイラン戦での戦いぶりから、優勝は間違いないと信じていましたが、まさかの3失点。勝負はわからないものですね。しばらく言葉が出ませんでした。2点先取されて前半を終わりましたが、せめても前半のうちに1点返していたら、また流れは変わったかもしれませんね、、、これもタラレバですから、言ってもしようがないですわね。
それにしてもカタールは強かった。1点目のアリのオーバーヘッドキックにはしびれました。彼はこの大会で7試合で最多の9得点でと得点王とMVPを獲得しました。数字だけでも日本の大迫は4得点。もちろん全試合に出場したわけではないので比較はできませんが。失点も1点だけですもんね。日本は6失点、、かな? 数字は物語るってことですか。
イランにしろカタールにしろアジア勢(というか中東)はどんどん強くなってきましたね。それを思わせる大会でした。

日本も若い冨安、南野の活躍が今後の楽しみです。私的には伊東をもうちょっと使ってくれないかと思っておる今日このごろです。
次は6月にブラジルで開幕する「コパ・アメリカ」。今回の修正を経て、活躍を期待します!!